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Story 01
現代のビジネスにおいて、ITシステムの安定稼働は企業活動の基盤そのものです。しかし、24時間365日止まることなく運用を続けるには、膨大なリソースと高度な専門性が求められます。NTTデータアイの新しいサービス「GeekGEAR®」の「GEAR-2」は、運用設計の生産性向上から運用アウトソースによる効率化までシステム運用全体をサポートするソリューションです。その中でも、運用センタとしての「TRC」はその課題に、お客様と寄り添い、企業のIT運用を支えるプロフェッショナル集団です。
Member

2000年入社。特定顧客向けアプリケーション開発や顧客サポートに従事後、システム基盤開発を担当。2013年にGEAR-2の前身「i-TRC」センタ開設を手掛け、マルチテナント/リモート運用のサービス企画から開設までを担う。

2008年入社。SEとしてアプリケーション開発に従事後、複数のシステムを統合的に管理する運用サービスの提案活動に参画、設計から運用までの全工程を経験。その後は運用現場でシステムのライフサイクル全般に携わる。
GeekGEAR®で切り開く
新しいステージ
わずか数人のチームで運用が開始されたGEAR-2の前身となる「i-TRC」。そこにあったのは、限られたリソースで最大限の価値を提供したいという情熱でした。そして徐々にNTTデータアイ内外で認知を広げ、ついに2023年、主力サービスブランド「GeekGEAR®」として再スタートを切ることに成功しました。

2013年に立ち上げてから10年間、サービス拡大に向けて少しずつ取り組んできました。そして今回、新ブランド「GeekGEAR®」のソリューションのひとつとして再スタートを切ることになり、事業をさらに大きく成長させていくステージに立ちました。この挑戦に全力を注いでいきたいと思っています。

これまで伊藤さんが少ない人数でTRCを事業計画から現場管理まで担ってきましたが、GeekGEAR®の立ち上げに伴い体制が強化され、私もリーダーとして加わることになりました。今後は現場管理やメンバー育成など、いろいろな面で動いていきますよ。

TRCはもともと、特定のお客様の運用を担う目的で立ち上がりました。24時間365日の運用を担うセンタを作るのであれば、他のお客様にも同じようなニーズもあるのではないかと考えました。しかし、マーケティングや営業の知識がない私にとっては、試行錯誤の連続でした。各事業部の営業担当と連携した結果、徐々に案件が広がりはじめたのです。

私はその案件の運用を担当しました。24時間365日の監視業務には、常に安定した品質と迅速な対応が求められます。特にマルチテナントでは、一部でシステム障害が発生しても他の運用を維持しながら対応する必要があります。これを可能にするため、スタッフ全員へのトレーニングや障害対応手順の標準化に力を入れ、効率的なチーム運営を実現しました。

そうしたトレーニングや標準化の地道な積み重ねが、現在のGEAR-2の強みに直結していると思いますよ。


サービスへのこだわりと
信頼のカタチ
お客様の「困った」を解決するために、全力で寄り添う姿勢を貫くこと。それが、NTTデータグループの一員として私たちが提供するサービスの本質です。クラウドからオンプレミスまで幅広い要望に応え、未知のトラブルにもお客様に寄り添い解決まで伴走することで信頼を築いています。

当社のサービスの強みは、未知のトラブルにもお客様に寄り添い解決まで伴走することだと思っています。クラウドを活用するお客様もいれば、セキュリティの観点でオンプレミスを選ぶお客様もいますが、どちらにも分け隔てなくサービスを提供しています。

NTTデータグループの一員として、困難な状況にも逃げずに最後まで立ち向かうプロフェッショナリティがありますよね。

当社は、お客様にとって「最後に頼れる先」であると思います。システム構築を担ったベンダーから「契約の範囲外」などと言われて障害対応を断られたお客様から、「ベンダーに意識を変えてもらうためにも、解決できることを見せたい」とリカバリーを要請されたことがあります。このようにお客様に徹底して寄り添う姿勢が、信頼感の獲得につながっていると感じますね。

運用現場での障害対応は、お客様から厳しい言葉をいただくこともありますが、解決した時に「ありがとう」と言っていただくことが大きなやりがいですね。

運用のその先へ
----お客様の成長を支える
GEAR-2の使命
DX化やクラウド化が進む現代、システム運用に求められる役割はますます重要性を増しています。GEAR-2で提供されるサービスは、お客様にとって欠かせない基盤となりつつあります。

私が思う価値は、システムの企画、開発から運用までを一手に手掛けているお客様が、運用を当社に任せていただくことで本来行うべき企画や開発に集中していただけるようになるところにあると思っています。DX化やクラウド化が進展する中、こうしたサービスへのニーズは高まる一方ではないかと期待しています。

TRCの提供する価値のひとつに、お客様の開発リソースの創出があります。これは開発したシステムの運用を開発メンバーが見続ける、既存案件に縛り付けることで、新たなビジネス創出の足かせとなっているケースも少なくないですね。そこで、運用をTRCにお任せいただくことで、間接的にお客様がより便利で、よりきめ細かく社会の課題を解決する「ジャパンプラットフォーム」の創出につなげていただければ嬉しく思います。

システム運用を我々に任せていただくことで、企画や開発の生産性向上やリスク管理強化に寄与できるのは、大きな強みだと思っています。また、AI活用や自動化でさらに効率化を進め、今後もお客様にとって「最後に頼れる先」であり続けたいです。
