人財育成

理想とするプロフェッショナルの定義と考え方目指すプロフェッショナル像

NTTデータアイでは、お客様と共に社会課題を解決し、豊かな未来を実現することを使命として活躍する「プロフェッショナル人財」の育成に力を入れています。理想とする以下のスキル習得に向け、プロフェッショナル軸とマネジメント軸の両軸で成長できるよう、さまざまなサポート体制を構築しています。

理想とする人物像が持つ主要素(専門性、対応力、実現力、使命感、安心感)の図

社員のステージにあわせて成長をサポート人財育成制度

NTTデータアイでは、社員一人ひとりの成長をサポートするため、個々のステージに合わせた研修や実践トレーニングといった人財育成プログラムを用意しています。ベースとなる研修は「プロフェッショナルスキル」と「マネジメントスキル」の2軸に分け、業務で必要となるタイミングや役職就任の状況に合わせて受講できる仕組みを整えています。

人財育成制度の全体像の図

プロがプロを育てる「育成の連鎖」を推進プロフェッショナル貢献活動

NTTデータアイでは、社員自らが培ってきたスキルや経験を他者や後輩へ共有する活動を「プロフェッショナル貢献活動」として推奨し、全社として活動促進に取り組んでいます。

当社は、人々の生活と切っても切り離すことのできない公共のシステムを扱う企業です。つまり当社社員はみな、全世界のITインフラと暮らしを支えるプロフェッショナル。だからこそただ技術を駆使するだけでなく、多くの人々の日常を支える強い使命感を持って、常に自己研鑽に励む必要があると考えています。

「高い専門性を持ち、確固たる使命感を持って仕事に挑む」という点では、人の命を預かるプロである医師をお手本と捉えることができます。医師は日々、患者の治療のために新しい知識の修得と実践に向けた研鑽を怠りません。さらに自己学習だけでなく、カンファレンスや学会発表、手術見学促進などといった取り組みを通して、後進の育成にも注力しています。一人ひとりがこうした活動を積極的に実施することで、医師というプロフェッショナル集団全体のレベルアップを図り、医療サービス向上を実現しているのです。

この例のように当社においても、信頼性の高いシステムやサービスを安定的に提供していくためには、「専門性と心構えの伝承」が必要不可欠だと考えています。そのために、以下のAPC等を通じて「プロがプロを育て切磋琢磨する活動」を推奨し、バックアップをしています。プロフェッショナル貢献活動が活発化すると、若手社員は画一的な人財育成研修だけでなく現役プレイヤーのレクチャーからも知見を得ることができるため、実用的なスキルをスピーディに身につけることが期待できます。

プロフェッショナル貢献活動例の図

育成活動への貢献度に合わせたインセンティブを付与APC(Allowance for Professional Contribution)

業務範囲や役職の垣根を超えてプロフェッショナル育成の活動に取り組んだ社員には、プロフェショナル社内資格認定レベルに応じたAPC(プロフェッショナル貢献給)を報酬として還元しています。

(報酬額例)
エグゼクティブ認定者が貢献活動を行った場合、月額最大30万円を支給